あなたの見ている世界は
どんなだろう
ふとした弾みに
取り止めのないことを考える
もどかしさを吐き出すように
深くつく溜め息だったり
遠く
何かに思いを飛ばす仕草だったり
時折
不意に垣間見える
無防備な表情に
ひどく心が騒いだ
どんなだろう
ふとした弾みに
取り止めのないことを考える
もどかしさを吐き出すように
深くつく溜め息だったり
遠く
何かに思いを飛ばす仕草だったり
時折
不意に垣間見える
無防備な表情に
ひどく心が騒いだ
言葉の影に 巧みに隠した
きみの 本当の声を探る
さみしさも 嬉しさも
悔しさも 憤りも
誰よりうまく 見つけてみせるから
だから おねがい
僕を見て
逸らさないで
きみの 本当の声を探る
さみしさも 嬉しさも
悔しさも 憤りも
誰よりうまく 見つけてみせるから
だから おねがい
僕を見て
逸らさないで
電話の向こう
きみの声に耳を傾けながら
じわじわと
侵食してくる感情に
呑み込まれる
声を聞かせて
自分でも理解できない
この気持ちを
説明することは難しいけれど
優しい声で
「どうして」なんて
聞かないで
きみの声に耳を傾けながら
じわじわと
侵食してくる感情に
呑み込まれる
声を聞かせて
自分でも理解できない
この気持ちを
説明することは難しいけれど
優しい声で
「どうして」なんて
聞かないで
透明な壁を挟んで
向き合っている僕ら
まっすぐに 僕を見て
壁の向こうを
遠慮がちに ノックする指
訴えるような 微弱な振動
躊躇いの沈黙を含んだ
その仕草に
傷つくのが怖いのは
僕だけではないのだと
初めて知った
向き合っている僕ら
まっすぐに 僕を見て
壁の向こうを
遠慮がちに ノックする指
訴えるような 微弱な振動
躊躇いの沈黙を含んだ
その仕草に
傷つくのが怖いのは
僕だけではないのだと
初めて知った
きみに触れたい
その誘惑には 逆らえない
そっと 息を殺し
不自然な自然を装って
親愛と
祈りに似た 思いを込めて
きみのきれいな爪の先
なけなしの勇気を 掻き集め
許しを請うよう 唇で触れた
その誘惑には 逆らえない
そっと 息を殺し
不自然な自然を装って
親愛と
祈りに似た 思いを込めて
きみのきれいな爪の先
なけなしの勇気を 掻き集め
許しを請うよう 唇で触れた
僕が手に持つ 明かりに気づいて
きみを その迷路から
今すぐ 連れ出したいんだ
冷静になって 僕を見て
難解でも 複雑でも
そこから 連れ出してみせるから
きみを その迷路から
今すぐ 連れ出したいんだ
冷静になって 僕を見て
難解でも 複雑でも
そこから 連れ出してみせるから
きみが もし
立ち止まるほどに
疲れきって
しまったのなら
遠慮しないで
きみは ただ
その手を のばして
きみが
もう一度 歩き出すまで
そばにいて
思わず苦笑するような
くだらない話や
へたな歌で
きみを笑わせるから
手を つないで行こう
不安も 勇気も
分け合えるように
立ち止まるほどに
疲れきって
しまったのなら
遠慮しないで
きみは ただ
その手を のばして
きみが
もう一度 歩き出すまで
そばにいて
思わず苦笑するような
くだらない話や
へたな歌で
きみを笑わせるから
手を つないで行こう
不安も 勇気も
分け合えるように